2009 ISA大学シンポジウム

テーマ

〜学生の視点にたった大学改革〜

都市 日程 会場
東京 7月17日 (金) アルカディア市ヶ谷(私学会館)
時  間
13 : 00 - 17 : 00 ※受付開始 12 : 00〜
参加費用
20,000円 / お一人様 (税込)
参加対象
理事長、理事、法人事務局長、学長、事務局長、大学改革及び評価担当教職員の皆様

【開催主旨】

大学の自己点検・評価が始められてから18年、2004年第三者評価義務化から9年が経ちました。その間18歳人口の減少と高等教育への進学率の高まりに伴い、大学に入学してくる学生の多様化が進みました。これまで多くの大学で、受け入れた学生を責任をもって社会に送り出すための教育にむけて様々な取り組みがなされてきましたが、今や本質的なシステム改革が問われる段階にきたといえましょう。

本シンポジウムでは以下の視点から今後の大学改革の方向性を掘り下げて考えたいと思います。

  • 学生の満足度を高める教育の質の保証と学生支援・就職支援の体制
  • そのための大学組織運営改革の推進 ―教員評価から職員改革まで―
  • 大学評価がめざす教育の質の改革と今後

基調講演として大学行政管理の第一人者の諸星裕先生から学生の視点にたった大学改革と大学運営システム改革の本質についてご提言いただきます。さらに長年、大学基準協会で研究をされ大学評価のエキスパートである前田早苗先生に、今後の生き残りを左右する大学教育の質の保証への能動的な取り組みについてご提言をいただきます。また、大学改革推進と合併の経験から建学の精神に基づく教職員改革を提唱する須澤晃氏のコーディネートにより、パネリストと会場出席者との質疑応答と意見交流を図ります。

各大学の固有の課題解決の一助となれば幸いです。

【プログラム】

13 : 00 開会
13 : 00 〜 13 : 05 ご挨拶
倉橋 勝 (アイエスエイ 代表取締役)
13 : 05 〜 13 : 15 (株)アイエスエイのご紹介
13 : 15 〜 13 : 30 講演者紹介と諸連絡
司会進行 : 安藤益代 (アイエスエイ 副社長)
13 : 30 〜 14 : 45 基調講演
「『消える大学残る大学』のその後〜学生の視点にたった本質的な改革とは」
講師 : 諸星 裕 教授 (桜美林大学大学院教授)
14 : 45 〜 15 : 00 ― 休憩 ―
15 : 00 〜 15 : 45 講演
「大学評価の今後の動向」
講師 : 前田 早苗 教授 (千葉大学大学院教授)
15 : 45 〜 16 : 45 パネルディスカッション
「学生の視点にたった大学改革」
パネリスト : 諸星 裕 教授、前田 早苗 教授
コーディネーター : 須澤 晃 氏 (学校法人帝塚山学園 内部監査室室長)

≪講演内容および講師のご紹介≫

諸星 裕 氏
【基調講演】

「『消える大学残る大学』のその後
〜学生の視点にたった本質的な改革とは」

【講  師】

諸星 裕 氏(桜美林大学大学院 教授)

【プロフィール】

1969年国際基督教大学を卒業。1970年渡米、1971年大学院修士課程終了後、カナダ・オンタリオ州矯正省に入省。米国に戻り、1976年博士課程を修了、1977年よりミネソタ州立セントクラウド大学にて教鞭を執る。1986年教授昇進、翌年学部長代行。1989年ミネソタ州立大学秋田校の学長として帰国。オリンピック(夏冬合計7回)、ワールドカップ、世界選手権等、各種スポーツの国際大会の実施コーディネーター、放送コーディネーター、組織委員などを務める。1998年桜美林大学大学院教授に就任。(1999〜2005年数学担当副学長)現在に至る。

CX「とくダネ!」等のテレビ・ラジオにレギュラー出演。著書には、「プロ交渉人」(2007年、集英社新書)、「消える大学残る大学」(2008年、集英社)

【テーマ】

大学にとっては不況とともに募集活動、キャリア支援と課題山積ですが、この状況は大学そのもののあり方を変える覚悟で大学改革に取り組む最後のチャンスであるともいえます。大学の生き残りをかけた将来像を考える上で欠かせない基軸として、次のような視点が重要です。

◆ 学生の満足度を高める教育の質の保証と学生支援・就職支援の体制
◆ 大学の今後と生き残りに必要な抜本的な大学組織運営改革の推進
  ―教員評価制度から職員改革まで―

「消える大学残る大学」を出版して以来、多くの大学教職員の方々から、ご好評をいただいておりますが、今回は“その後”と銘打って、生き残る大学を目指すための施策をご提案し、またご参加の皆様とも意見交換ができれば幸いと考えます。

前田 早苗 氏
【講  演】

「大学評価の今後の動向」

【講  師】

前田 早苗 氏(千葉大学大学院 教育学研究科教授)

【プロフィール】

1982年5月 大学基準協会事務局に入局
2001年7月 大学評価・研究部審査・評価系第1主幹
2004年4月 大学評価・研究部 部長心得
2005年4月 大学評価・研究部 部長(2007年10月末退職)
2007年11月 千葉大学普遍教育センター教授 現在に至る。
2009年3月 中央教育審議会大学分科会質保証システム部会専門委員
2009年4月 千葉大学普遍教育センター 副センター長
2009年4月 放送大学千葉学習センター 客員教授

【テーマ】

自己点検・評価が大学に努力義務として課されてから18年が経過しました。その後、自己評価の義務化、認証評価の導入と大学は否応なく評価にさらされています。しかし、評価は手段であって、その先に目指すものがない評価は徒労に終わります。今、世界では、「質保証」が高等教育のキーワードとなっており、「評価される」という受け身の姿勢を「わが大学の質を保証する」という能動的な体制にいかに変えていけるのかが大学のこれからを左右するものと考えます。

須澤 晃 氏
【パネルディスカッション】

「学生の視点にたった大学改革」

【コーディネーター】

須澤 晃 氏(学校法人帝塚山学園 内部監査室室長)

【プロフィール】

1970年 早稲田大学卒業、TBS映画社等でTVコマーシャル制作に携わる。
1979年 転職し、松下グループ内でコンピュータシステム事業に携わる。
1993年 松下電器産業株式会社情報機器本部コンピュータシステム営業部次長を退職
1993年 学校法人英知学院就職課長、AO選抜室課長、改革推進室課長
1999年 日本私立大学連盟就職部会委員
2003年 学校法人聖和大学総務部長、評議員に就任。学校法人関西学院との合併業務に携わる。
2003年〜2007年 帝塚山学院大学文学部講師(企業経営、組織コミュニケーション)
2008年より 学校法人帝塚山学園内部監査室室長 現在に至る。

【テーマ】

バブル経済崩壊後、私立大学人となり16年。今や18歳人口の55%が高等教育を受ける時代ですが、その中で多くの場合教員も職員も環境の変化に対応していないのではないでしょうか。ステークホルダーへの教育サービスの変化と向上が急がれる中で、私立大学経営陣は合併や廃校を考えがちですが、本質的には“建学の精神”の基にカリキュラムと教育が進められるべきであり、そのテーマの大きな担い手の一つに職員の働きがあると確信しています。


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